日刊 鬼ノ胃 本日分はこちら |
2000年9月分(09/1〜09/30)
2000/09/30 |
文責:い 80点 |
No.264 |
国勢調査の調査票が届いている。 最近出会った人の声を幾つか紹介。 「国勢調査って何?」 「何で私の家がそんなものに答えないといけないの?」 「国勢調査って、本当に5年に1回しているの? もう1つの例は厄介である。 今回、記入にあたって気が付いたこと。 ”国勢調査は、統計法という法律に基づいて行われる”との記載がある。 そもそも”世帯”という単位は、何なのだろうか。 面白い記載がある。 個人と世帯、個人情報と世帯情報とをごちゃごちゃにして調査票記入をさせるからおかしな話になるのである。 実は、私は世帯主ではない。 念のために、家族全員に尋ねてみた。この調査票の記入を、私がやることに賛成するや否やをである。 この結果、調査票の記入を、まるで当然のように私がやろうとしたのだが、当然ではないと考えると、矛盾点が浮かび上がる。 ドナタカ裁判に持ち込んでみませんか? 結論。 付け足し。 |
2000/09/29 |
文責:い 70点 |
No.263 |
9月もじきに終わり。朝晩は、完全に秋が実感される。 最近の運動会は、家族総出で子供の応援に行くという運動会は、減っているらしい。 学校教育における運動会の意義は存じ上げない。 飲酒自粛の声もあがった事があったが、理屈になっていなかった。 自分の小学校の頃を振り返ると、秋の運動会は、丁度稲刈りの真っ盛りであった。 先に記載した通り、孫の運動会に一日付き合う私の両親は、どんな気持ちで現在の運動会を眺めていたのか。 新聞によると、ある地域では、平日に運動会を行って、
お昼は、手作り弁当でなく給食を食べているとか。 学校を聖域化するのは良いが、聖人であってくだされ。 |
2000/09/28 |
文責:い 80点 |
No.262 |
単細胞生物であるアメーバは、次々と2分裂(単細胞であるから、この行動で同じモノが2つできる)を行って、増えていく。無性生殖である。 従って、細胞(つまりアメーバという生物そのもの)に寿命は無い。 ただし、他の生物に食されたり、化学的汚染や物理的に潰されたりして死亡する場合はある。 ゾウリムシは、環境が好ましい状態の時には、アメーバと同様に分裂による無性生殖で増えていく。 一対のゾウリムシが、あたかもオス−メスのように共同して”自家生殖”と呼ばれる有性生殖に似た現象が起こる。 ゾウリムシには、大核と小核という二つの核をもつ。 この状態になった一対の個体は、接合して1つの細胞(つまり、1つの個体)になる。 この場合には、二つの個体から一つの個体が発生するのであって、細胞分裂するのにもかかわらず総数は減少する。 このプロセスを通じて、もとの遺伝情報を持つ個体が消滅し、明らかにもととは異なる遺伝情報を持つ個体が発生した。 寿命があるのだ。 とまあ、単細胞生物は”単細胞”ではないことがお解りいただけただろうか。 もっとも、今のところ、増殖は考えていない。 |
2000/09/27 |
文責:い 80点 |
No.261 |
ヒトの身体は、約60兆個の細胞でできている。多細胞生物である。 各細胞は、その細胞の属する器官に特殊化された細胞であり、その種類は200以上である。 巷間”単細胞”なる称号を与えられる御仁がいらっしゃる。 単細胞生物のゾウリムシを例に取ると、繊毛という水の中を移動するための道具を持ち、食物を摂取する口、排泄のための肛門といった器官を持つ。 多細胞生物は、隣接する細胞間で情報を流し合って、先ず情報処理機関である脳に至り、更に脳から隣接する細胞間で情報を流し合って、それぞれの器官に運動することを指示する。 もう少し続けたいので、明日に続く。 私は、”脳死”というものの定義を知らない。 脳死を生物の死として認定するかどうかの議論は、どうなっているのだろう。 |
2000/09/25 |
文責:い 90点 |
No.259 |
言葉遊びとしてではなく、根源的な考察としての”文化”の腑分け。 またまた訳の解からないことを言い出す訳である。 特定の集団における習慣と考えてよいのだろう。 全ての種目について共通している。 一歩譲れば、集団競技の勝利の雄叫びには、何らかのポーズが必要であろう。合図とともに皆が揃えなければならないだろうからである。 ナンカオカシクナイノカ。 表彰式では、見ず知らずのおじさん(おじいさん)から、祝福の抱擁を受ける少女たちの姿が映し出される。 先に、他の集団の習慣を、我集団の構成員が真似をする、と記載した。 私が観たいのは、ワールドスタンダードを身に付けた人々の中での一等賞を決める戦いではない。 少なくとも私には、勝者が敗者の目の前で喜びを大袈裟に表現する習慣を持つ集団に所属しているという自覚は無い。 |
2000/09/24 |
文責:い 60点 |
No.258 |
日曜祝祭日シリーズ”御感じあそばせ”。
源 頼朝(みなもとのよりとも) 源 純夏(みなもとすみか) |
2000/09/23 |
文責:い 70点 |
No.257 |
日曜祝祭日シリーズ”御感じあそばせ”。
全て自分のためじゃないか。頑張るんだ! 私のために頑張って! ”自分の欲のために”より、”他人のために”というのは、大義名分などという意味合いよりも、人間を動かすモチベイションとして、より機能する。 運動に限らず、である。 |
2000/09/22 |
文責:い 90点 |
No.256 |
殿(+軍)--しんがり。 攻める時には、”殿”様が位置する場所であるが、退散するときには決して居る事の無い、軍隊の最後尾である。 越前朝倉義景攻めのときのこと。 秀吉の行動は、概して、勝算の無い行動をとることは無かった。 もっとも、拝命してから実践に移るまでは、相当の期間があるのが通常である。 もう少し踏み込んで推測すると、そもそも、信長と秀吉の間に、予め約束があったような気がする。 しかし、秀吉が殿軍を買って出たこの時ばかりは、秀吉には生還する自信が無かったらしい。 ところが、優柔不断な朝倉勢は、退散する信長軍に対して追撃軍を出さなかったのである。 二つの理解不能事を提示して、本日これまでにございます。 私は、騙されやすい性癖を持っているのかもしれない。 |
2000/09/21 |
文責:い 90点 |
No.255 |
今日も心理学の用語を一つ二つご紹介。 コーシャス・シフトとリスキー・シフトという一対の概念であります。 ケネディのキューバ派兵決定過程における、彼を取り巻く専門家たちの会議は、リスキー・シフトが支配していたと分析されている。 一般に、この決定に参加したごとき専門家集団というものは、非常に優秀な人々の集まりであった。各々が自信に溢れ、また、やる気もある。 凡人(定義は難しい。先の、”非常に優秀な人々”も同じ。)の集団では、反対の傾向がある。 いずれにしても、集団の同調行動が一方向になっている。 こんな奴は、その会議のリーダーにとっては厄介な存在である。 少数者の行動が、多数者に大きな影響を与えることが出来る組織にしておく重要性を再認識したい。 |
2000/09/20 |
文責:い 80点 |
No.254 |
ブッシュがへまをした。 私も懲りないもので、今日もまた危機管理の話をしている。 とにかく、この事件は、予め予定した台本の作りようでは、より一層宣伝効果を期待できたはずなのである。 サブリミナル効果のように、本人無自覚のうちに(つまり、人間の目では知覚できないのに、見た情報はしっかりと脳に送達する)宣伝効果を受けてしまう性向を利用するのは、非常に危険である。 マスコミュニケーションによる広告宣伝の効果は、何処に根ざしているのだろうか。思い当たるのは、次のようなものである。 単純接触の心理効果。 熟知接触の心理効果。 対象は、人間でも食品でも自動車でも何でも該当するという。 この二つの効果には、人はそもそも全ての対象に対して、好意を持とうとしているという前提があるように思われる。 もう少し考えてみる必要がありそうである。 |
2000/09/19 |
文責:い xx点 |
No.253 |
2k/09/19 15:30 復旧。 不眠不休でやりました。 perlでのCGIの書き方とHTMLの書き方との違いに悩まされた、とっても貴重な二日間でありました。 必要は発明の母、というか、火事場の馬鹿力というのか、何とかなって良かったのであります。 今日は爆飲するはずである。きっとする。 ご迷惑をお掛けしました。 |
2000/09/18 |
文責:い xx点 |
No.252 |
夜中に、新しいCGIをUPしようとしたところ、見事に”syntax error”発生。 一旦昨日の状態に戻して、とりあえず運用中であります。 本日は、m( )m
マチガッテモ、オリンピック競技の見過ぎによるものではありませぬ。 |
2000/09/17 |
文責:い 50点 |
No.251 |
日曜祝祭日シリーズ”御感じあそばせ”。
まわり道して、いつもと違うコースを選択。 × × × × × × × ×は空席、---はテーブル、〇は既に参加者が着席していることを示す。 |
2000/09/16 |
文責:い 100点 |
No.250 |
高原(17)の”チームの勝利が嬉しい”発言。心中や如何。
昨日の本欄にては、この(17)は記載していない。 で、心中について。 ストライカーと呼ばれるのも、因果な商売である。 勘違いされるといけない。国の威信をかけて戦ってきます、という発言をする輩も、ドウシヨウモナイ選手である。 スポーツ振興プロジェクトなんぞを口走ってから、スポーツに定義を与える必要性を感じている。 それぞれの種目の競技規則に則って、他者との争いに勝利することを目的とする、肉体的および精神的活動−−−−試合及び訓練−−−− 今日までのスポーツのイメージを払拭するために、精神面を強調したいのだけれど.... スポーツ振興には、主体となる参加者の数も重要だけれども、メディカル面のサポートとか、審判員の資質向上あるいは広報組織の拡充などという、非常に広範囲な問題が山積みである。 思い切って、種目範囲を狭めて、試行錯誤の森の中に突入してしまおうと思っている。 9/15 74-0(1勝) |
2000/09/15 |
文責:い 60点 |
No.249 |
日曜祝祭日シリーズ”御感じあそばせ”。
先ずは目出度い 2−1。 高原2得点。 ”チームの勝利が嬉しい。” 心中や如何。 それにしても、オリンピック開会宣言前のオリンピック競技とは。 |
2000/09/14 |
文責:い 70点 |
No.248 |
利腕。右利きと左利き。 私は、左利きである。 高跳び・幅跳びの踏み切り足は、左足である。 野球をプレイするときには、ボールを投げる、という点に焦点を当てれば、右利きの人が右手で投げるのは当然のように思える。 前段が書きたかったのである。 で、アミノ酸について。 しかし、我々人類を含む地球上の生命が用いているアミノ酸は、左回り種類のアミノ酸のみであり、右回りは存在しない。 今日は、ダカラナンナノダ、は、禁句である。 すべて目による知識である。 |
2000/09/13 |
文責:い 90点 |
No.247 |
まだまだ、鶏子について。 妊婦は鶏子である。 産科病院について。 産科は、臨床医学の一部門である。 実際、助産婦制度が存在するところを見ると、はっきりとは病気と認定していないようである。 最後に、ちと話は変わるが、鶏子が先か、鶏が先かという疑問に対しては、鶏子が先であると答えよう。 尚、本日の話題をもって、当家では、三女の誕生を待つという状況にあるのか、との問い合わせをいただくと煩わしいので、ここに回答を記載する。 ついでに。 |
2000/09/12 |
文責:い 70点 |
No.246 |
まだまだ、鶏子について。 生鶏子については、鮮度に関する知識と、買ってみて味わうという実践を何度か繰り返せば、安くて美味いモノが手に入る。 しかし、牛乳は、ちと厄介なのである。 牛乳の味については、我が家に一人妙な奴がいて、これは二女なのだが、こいつに任せておけばよい。 この子に言わせると、美味い銘柄というものは無いそうだ。 生ビールのサーバみたいな感じで、購入者が容器を持参し、決まった場所で量り売りする販売システムは、できないものだろうか。 |
2000/09/11 |
文責:い 80点 |
No.245 |
突然、日本海が見たいと思って、それが成就すると、当然(突然の誤記ではない)ミルクシェイクが飲みたくなる。 フィラデルフィアのロッキー氏は、生鶏子(この表記は、皆さん解かってくれているはずである)を一気飲みして対戦に臨んだ。 で、ミルクシェイクなのである。 ミキサーは、片づけが厄介なので使わない。 鮮度が極めて良いと、炭酸ガスを感じる。 つまるところ、新鮮な生鶏子を欲するのである。 ゴルフでのサドンデス方式という表記の解明には、可也の年月を要した。人の名前だと思っていたのである。 本日のミルクシェイク。無漂白の砂糖で造ってみた。 |
2000/09/10 |
文責:い 50点 |
No.244 |
日曜祝祭日シリーズ”御感じあそばせ”。
鶏子は相場で価格が決まるため、1年間で常に価格が変動する。 東京市場・鶏卵(こう書くのは止むを得ない)相場 市場の相場とスーパーの相場とに、対応する関係を見出せるや否や。 |
2000/09/09 |
文責:い 80点 |
No.243 |
日本書記にある。 ”たまご”である。 漢字で”たまご”と書くとき、どの漢字を使うか迷う。 ”玉子”は、たまごの形(玉のような子)からきた当て字というのが有力説だ。 通説として、生の状態のものを 卵、調理済みのもの(ゆでたまご等)を 玉子 と書くのが一般的だと、金田一さんが言っていた(ような気がする)。 ”tamago”と言われたら、鶏卵を思い起こす。何故だろう。 今まで食した”tamago”では、やはり、鶏卵が一番その機会が多かったと思う。 今日から私は、努めて”鶏子(とりこ)”と呼ぶことにする。 |
2000/09/08 |
文責:い 80点 |
No.242 |
日本海について。 突然、京都に行きたいと思ったことは無いだろうか。 糸魚川を目指す。フォッサマグナなのである。 須坂長野東IC−上越JCT間を走った印象。 糸魚川−松本を一般道で走る。帰りのルートである。 ちとばかり、
奇妙なことに気が付いた。 通常、地元の人は、その土地を訪れる人々の、来たりし方の地名を付けて道路名にするのだろう。 それはさておき、一般道を走るのは、本当に気持ちが良い。 古くからある有名な地名にあやかって、東西南北・上中下を冠した地域名を付けるのは止めて貰いたい。方向感覚が混乱する。
高速道路網は、都市と都市をピンポイントで結ぶ。確かに、短時間で目的地にたどり着くことができる。 日本海の話はどうなったのだろうか。 註。 |
2000/09/07 |
文責:い 60点 |
No.241 |
今日は何を書こうか。 通常は、何もテーマが決まっていない状態から、本日のテーマを搾り出している。 そんな馬鹿な、と自分に言い聞かせても、そうなんだから仕方が無い。 具体的には、単位の話、日本海について、地名の話、有料道路考、二千円札と五百円玉、老酒の話等々なのである。 と、ここまで書いてみると、もうちょこっと書き加えれば、本日の日刊鬼ノ胃として掲載できる最低量に近づいて来たことに気付いた。 今日の内容についての質問・意見は無いことを祈る。 |
2000/09/06 |
文責:い 70点 |
No.240 |
九月は、林家三平の亡くなった月である。 源氏物語を、本棚から取り出して、思い出したのである。 もしかすると、この林家三平と源氏物語との連想の意味も、話す必要があるかもしれないので記す。 高血圧で倒れたのが1979年の1月。 いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき..... そして、何処かで支えてしまい絶句する。 そういえば最近、林家三平に対して高い評価をする声を、何度か耳にした。 異句にて繰り返す。 |
2000/09/05 |
文責:い 90点 |
No.239 |
先週は、続け様に天体に関する文章を書いた。 特に専門的にでなく星を眺めるという催し(実は、こんなことは、催事として企画して実行する、というような性格の行為ではなかったはずなのである)に、実際に参加したいという希望が寄せられた。 振り返れば、実に浅いのであるが、可也広い範囲の分野に首を突っ込んできた。 お蔭様で、曖昧な、言葉を変えれば、隙間あるいは複数の重なる分野を跨ぐ対象に、眺める視点に囚われることなく抵抗無く、接することが出来た。 本人は、面白くてしょうがないのだから、そうせざるを得なかっただけなのである。 そう、”責任を担わない”という、もう一つあったキーワードは捨てる。 乾杯。 珍しく、酔っていないときに、この稿書き上げる。前行の”乾杯”は実際に飲み始める合図である。 |
2000/09/04 |
文責:い 90点 |
No.238 |
子供たちも、本格的に、二学期だ。 大層驚いた。 何冊かの本を読め。 本を読んだ、と本人が言ったとしても、ソンナノ信じられましぇん。 で、読書感想文なのであるが、名称は間違っている。 書評のスタイル(そんなものは無いのだが)を、誰かが書いたものを見本にして教えてくれたのだろうが、書評は大方の人間には無理なのである。 本屋に行くと、夏休み前頃から、学年別の推薦図書が展示販売されている。 |
2000/09/03 |
文責:い 50点 |
No.237 |
日曜祝祭日シリーズ”御感じあそばせ”。
闇の夜は吉原ばかり月夜哉(其角) 闇の夜に吉原ばかり月夜哉(円生解釈) |
2000/09/02 |
文責:い 80点 |
No.236 |
過日、久しぶりに青山通りを歩く。 原宿駅を降りて、表参道を坂に助けられて移動する。 地下鉄表参道駅の出入口から駆け上がってきた少女と、ぶつかりそうになりながら青山通りを右折。 魚売場は、悲惨としか言い様が無い。 買い物客の質が落ちたのだろう。 話は変わる。 サービス利用者が戸惑うようなシステムに、優れたシステムは無い。 |
2000/09/01 |
文責:い 80点 |
No.235 |
グリーンフラッシュが観たい。 緑閃光。 日の出、日の入り時に、太陽は赤く染まる。 何故低高度の太陽は赤いのか。 それ以外の波長の光は、大気中の塵や水蒸気に吸収されてしまったのだ。 つまり、虹の七色のうち、すみれ・あい・青は吸収されて光の成分からは取り除かれた。 さて、日の出、日の入りも、太陽が地平線下に埋もれている部分が非常に多い時、日の出の瞬間・日の沈みきる直前という時、またまた大気がいたずらをする。 蜃気楼現象が起こるのである。 こんな風に綴ってくると、さも面白く無さそうである。 何としても、観たいのである。 |