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2000年3月分(3/1〜3/31)

2000/03/31

文責:い  90点

No.81

有料道路のSAやPAで頭に来ることアリ。

大型のトラックに限らないのだが、特にディーゼル車のエンジンかけっ放しである。
特に夜間、仮眠しようとして駐車していると、周りのエンジン音で寝られないのである。
環境問題には違いないが、排気ガスのことを云々する気はない。問題は、私が眠りたいときに眠りたいという問題解決方法なのだ。

因みに私は、いつも枕と布団(敷き、掛け)は充分に装備している。夏には、窓用の虫除け網戸を装着する。暑さ寒さはエアコン以外で凌がねばならないと思うからだ。

駐車場でのエンジン停止を有料道路利用規定に盛り込んで、罰金等をも考慮した取り締まりへの道筋を検討して欲しい。
確かに、冷凍冷蔵倉庫を兼ねたトラックなど、エンジン停止が望めない一部の車両もあるだろう。しかし、かかる車両の特別措置は別に考えればよい。

話変わって。法律、特に道路交通法などは、明確な基準を示した取り締まりをやって欲しい。
例えば、速度規制。
教習所でも、最高速度規制標識にとらわれず、車の流れに沿ったスピードで走ろう、なんてことを言われた。あんまりのんびり走っている車があると、スムーズに車が流れないので、かえって危ない、などと真面目に教えていた。
本当ですか。いいんですか。

3車線80km/hの標識箇所で、中央レーンを80km/h走行していたら、実際邪魔であります。
しかし、それはなんかおかしいのだ。
雨でそれこそ50km/h規制が出ても、コンナノ守っている人はいませんな。しかし、私のように、車の運転が下手な者としては、実際、順法精神からではなく、他車の流れに沿って規制速度をはるかに越える速度で運行するのは怖いので、なるべく規制速度に近い速度で走りたいことがままある。

ところが、そんなことすると、いじめられるのである。

法律規制というより全ては所謂マナーの問題として解決すべき事柄なんだろうか。

今日は、話題に気合は入っているのだが、文章に纏まらない。
コンナ日はどうしたものかと悩んでしまう。

2000/03/30

文責:い  80点

No.80

こんな書き物をしているので、最近やたら新聞のコラム欄を読み漁っている。

ちょっと気になる記載。
千葉日報3/27付け「忙人寸語」。
ある工務店のポリシーとのことで、”大切な木材を大量に消費する住居を長持ちさせるため、早めの対応が地球環境を守ることにつながる”、”そのため、封筒も再生紙を使った粗末なもの”を使っている、とのこと。

再生紙を使うのは結構なことであろう。”粗末なもの”という箇所に引っかかるのである。
たまたま、再生紙という素材で作った、デザインなどがお粗末なもの、という読み方には無理がある。
もし、こう読んで良いのであれば、”封筒は素材に黄金を使った粗末なもの”という表現が可能である。

素直に考えてみよう。
再生紙を使う、というのは、新たな森林の伐採を必要としない、既成の他に利用できないだろう資源を使うということであって、企業のポリシーに沿う。
再生紙にも様々な種類(グレード)があって、その中の、いたく低級なものを使う。
これなら確かに、粗末な再生紙を使った封筒なのである。

”粗末”が再生紙全般についての形容なら困るのだ。
再生紙は、植物繊維という素材の資源節約にはなっているだろうし、最終ゴミとしての紙を削減している。
しかし、製紙という紙を製造する全体のプロセスにおける環境破壊あるいは汚染という視点から見れば、必ずしも地球に優しくは無い。

コストは正直なのである。同程度の紙の価格で比較すれば、再生紙は普通紙より高価だ。
理由は調べていただきたい。こんなところが悪さをしているのかと、調査の過程で憤る対象が多々あるだろう。

”この用紙は再生紙を使用しています。”という記載のある再生紙利用のパンフレットや名刺は、ある種の企業イメージ宣伝効果を持つ。少なくとも、そう考えて、この記載をしているのだろう。
民間企業がこの戦略を採用するのは良い。
インクをその分だけ余計に使ってしまっているのだ。という指摘には、地球環境を守るために、今後記載を中止します、とでも答えれば良い。

官公庁はこの戦略を採用するのは止めて貰いたい。
そもそも、庁舎内に、無用なパンフレットや通信文書が多すぎるという認識を持つことから始めましょう。

人間の数について気付くのは、その後で結構です。

2000/03/29

文責:い  80点

No.79

好きに言ってきました(すきにいってきました)。

水上宝台樹の友の会優待券なるものを利用したのであります。
大人3,000円。その内訳は、
食事券(800円割引)。ドリンク券(300円割引)。お土産券(500円割引)。当然、リフト一日券。

子供1,500円。その内訳は、
食事券(700円割引)。ドリンク券(300円割引)。お土産券(500円割引)。当然、リフト一日券。

子供に関して言えば、リフト一日券が無料である、に相当する。
この他に、駐車場(除雪協力費とあり、駐車料金では無い)無料券(土日1,000円)。これは、今回は平日だったので、積極的な意味はなかった。

愚妻は、泣いて喜んで、ありがたく優待券の利用をさせていただきました。

と、書いたところで、気付く。
普通は、最低一日宿泊して、翌日もスキーをするのだろう。都合二日スキー場を利用するわけだ。一日分大幅に割り引いても、もう一日の通常利用を期待できる。集客の為の費用として考えれば、トータルでペイするのだろう。もちろん、人さえ来てくれればの、その他の経済効果もあるだろう。

これに似た考えでの料金設定は、いろいろありそうだ。

スーパーの目玉商品。卵1パック90円、なんてのもそうだろう。
遊園地の小学生以下無料。こんなのに限って、大人料金がべらぼうに高く設定してあったりする。
幼児の好きそうな映画。必ず、大人が付き添って入館する。

我が家のように、日帰りでスキーに行ってしまったり、スーパーでは、目玉商品以外には目もくれず、それだけを買って帰る、保育園に行っていた娘は一人で映画館に入れて、親は外で本を読んでる、なんてお客さんはいない計算をしているのである。

逆にいえば、こういった計算外のお客さんにも、社会的にサービスを施すくらいの余裕がある、ということか。この国は。

結構いい国です。
それと、一応書いときます。優待券なら何でも歓迎します、とね。

2000/03/28

文責:い  90点

No.78

スキーに行きたい(すきにいきたい)。
好きに生きたい(すきにいきたい)。

これは、3/3のデダシと結びの文であります。
本日念願かないます。
水上宝台樹スキー場に行けるのである。日帰りである。今シーズン初すべりである。多分、今シーズンの滑り納めでも、ある。情けなさと、喜びと、複雑な心境ではあるが、今日は後者の勝ちなのである。

実は、無理やり水上の地の仕事を選んだのである。恐らく、仕事は一時間で終わるのである。
余った時間を有効に使う方法を、今、考えているのである。
やはり、スキーしかなさそうなのである。

おっと。仕事の道具を積み忘れている。何しに水上まで行くと言うのだ。仕事なのである。
道具を忘れて、もう一度水上まで行く、という荒業も考えないでもないが、締め切りの都合上、今日の分はとにかく今日やってしまわねば。
助手が三人もいるのだ。そのうちの一人は、この仕事に燃えているらしい。新しい板を二本用意したらしい。靴を取り付ける金具もセットしてある。用意周到、準備万端である。

向こうで、助手が何か言っております。

とうちゃん、早く行こうよ。

これからも、好きに生きたい(すきにいきたい)。
行ってきます。

そんな訳で本日は、3/27 11:40 upです。

2000/03/27

文責:い  80点

No.77

して見せて、言って聞かせて、させてみる。

計画を立案し、単に、”この通りやってみろ”と部下に押し付けてみる。
何故、今こんな事をしなければならないのか、と部下は考える。理由が見つからないので、上司に聞く。
”ばかやろう。上の方がやれと言っているんだから、グズグズ言わずにやれ”と怒鳴りつけられる。
すると、やっている振りをして、お茶を濁す。

組織においては、様々な人間がいる。
命令された内容・目的を吟味して、自分を納得させることが出来れば、どんな上司から言いつけられた命令であっても、受け入れて行動するタイプ。
クールというレッテルが貼られるだろう。

命令された内容などお構いなしに、この上司からの命令であれば、無条件に受け入れて行動するが、逆に、あの上司からの命令であれば、無条件に拒否するタイプ。
浪花節である。

最初のタイプの人間が全くいないと、組織は存続していかないだろう。
浪花節タイプの人間の方が絶対的に多いだろう。大部分がこちらだ、と言ってもいいだろう。

それでは、あなたが上役で、自分の部下Aに、ある案件を任せることにする。
あなたが頼むと、Aは、いつも、忙しいとか私の手に負えませんとかいって、すぐには承知しない。
そんなことが重なってきて、こちらも、有無を言わせないような頼み方をするようになっている。
報告書の出来栄えも今ひとつだ。前の課では、やり手で通っていた奴なのに。

でもって、あいつも自己改革してもっと素直にならなければダメだ、と考える。
違うのである。
自己改革すべきは、Aではなく、”あなた”なのである。

何のために、何故今、A君がこれをやらねばならないのか、というA君の疑問に対して、あなたの取るべき態度が、重要なのである。

して見せて、言って聞かせて、させてみる。
情報を充分に与え、砕いた説明をして、それも、情熱をもって説明をして、結果A君を納得させる。このプロセスをあなたの方から熱心に行う。

次の案件からは、A君はあなたの依頼する仕事は、内容なんか関係なく二つ返事で引き受けて、素晴らしい報告書を短時間で仕上げてきます。

浪花節タイプで、本当に仕事の出来るヤツは、一番頼もしい人間のタイプでもあります。
多分...

2000/03/26

文責:い  50点

No.76

日曜シリーズ”御感じあそばせ”。

エア・ナース

エア・ガール

スチュワーデス

エア・ホステス

フライト・ホステス

フライト・アテンダント

キャビン・アテンダント

残念ながら(?)、三番目以外の呼称を存じませんでした。
久しく乗っておりません。-400も随分進化したらしい。

2000/03/25

文責:い  60点

No.75

スケルトン(skeleton)タイプのマウスを買った。コードもスケルトンなのである。

今日一日、このマウスに、つい目が行ってしまって、仕事にならない。
スケルトンの意味を子供に聞くと、透けているやつ、との答え。
透ける−トン(これに意味を付ける気はないらしい)。

夏場に、マシンのカバーを外して使っていて、”これぞスケルトンタイプマシン”なんぞと叫んでいた。そのとき、不思議な顔をして何も言わなかった子供は、やはり、賢くて何も言わなかったのではなかったのである。

リストラ。リストラクチャリングのことだと思っているんだが、違うのかもしれない。
もしかすると、リストラグル(re-struggle)?

キューピーみたいな顔をしたおじさんを、その場しのぎに連れてきて、日産さんもまだ無駄をやれるんだな、と感じたのも束の間。
今度は、社長にしようっていうのだから、日産さんも終わりだな、と re-感じてしまう。

景気が悪い、と口癖のように言っている、そのあたりにいる経営者を見ていて、近頃気になることがある。
従業員に対する態度が、強気一辺倒なのである。
職安に行けば、人が沢山溢れているんだぞ、とか、仕事が間に合わなければ就業時間なんか関係なく、やることやらねばダメだ、とか、従業員に向かって喋っている。
これについて、事業主が悪者である、という論陣を張るつもりはない。

雇用関係の継続は、費用負担の面から崩れて行きそうだ。

社会保険料の事業主負担分の扱い、つまり、福利厚生の一環としての、費用負担の問題。給与源泉所得税にしてもそうだが、個人に納付させるのではなく、事業主に任せるという形式をとる。
実は、納付の名のもとに、徴収まで事業主にやらせている。古くは、四人組、名主制度、納税貯蓄組合制度といった連帯責任および相互監視制度の発展型である。
ここまでやらせた上に、徴収手数料を給付するどころか、事業主に半額を負担させる。ソンナ馬鹿な。

国が企業の後押しをしてくれていると感じている企業以外は、もうそろそろ、反逆する時期が来てしまったような気がする。

怖い世の中だ。

2000/03/24

文責:い  90点

No.74

すごい風が吹いた。
”すごい”は日本語です。

気象情報を見ていると、雨に対する警戒の呼びかけに偏っているような気がする。
確かに大雨の被害は後を絶たない。
実際、我が家においても、恐怖に似た気持ちを抱いたことがある。

土留めに杉の丸太材(直径20cm強)を使ってあるのだが、二人でやっと持ち上げることの出来るくらいの目方がある。
その丸太材は敷地内の一段低いところにある。
その日の雨は、時間雨量が非常に多かった。
敷地の鍵の手に、集落の山方からの排水溝が走っている。我が家の排水もここに落とし込むようになっているのだが、雨水系の排水溝への注ぎ口が水位に負けて、導水口になってしまった。

この日はたまたま、山方にある貯水池が万杯になり、堰が決壊しそうになったので、降雨が続く最中に放水をしなければならない事態となった。
もう既に、道路を水の通り道にしたような状態で、宅地内に水が押し寄せてきた。

一番低い場所で40cmにもなっただろうか。この一番低い場所というのが、例の丸太材のある場所だ。
すると、その丸太が、す〜っと浮いてきた。タマゲマシタね、これは。
物理学というやつで、この理論は学んでいるわけだし、実際、筏で川くだりなんて洒落込んだこともあったわけで、当然といえば当然なのである。
が、しかし、そのときは考えましたね。水に木を浮かばせる力があるのか、それとも、木に水に浮かぶ力があるのかと。

結局、何時間か後に、水が自然に引いていくのを待っていただけで、何もすることが出来なかった。自然の前の人間の無力さよ、などと、変に感慨に耽っていた自分がいた、という事件があったということ。
幸いにして、家屋にはダメージが無かったことを付け加えておきます。

今年はやけに風の強い日が多い。
普通サイズの台風なんかより、ずっと強い風なのではないのか、と思うのに、台風時にはある夜通しの気象情報を、NHKはやってくれないのである。

風が吹くと寝られないのである。
だから、風より雨の情報中心の気象情報に一言あるのである。
気象情報を見ていると、何となく気がまぎれて寝ちゃうってこともあり得るのに、困ったもんだ。

2000/03/23

文責:い  80点

No.73

すごく好き、の反対語は何だろうか。

否定形を使用すれば、”すごく好きではない”となる。
これは、好きだけど、まあ、それほどでもない、という意か。
好き、の反対は、嫌い、であろう。
下(?)から、すごく嫌い、嫌い、別に何とも思わない、好き、すごく好き、の順。

とすると、すごく嫌い&すごく好き、嫌い&好き、のセットができるが、別に何とも思わない、が浮いてしまう。

身長が高い、低い、はどうだろうか。
君は背が高い、といわれる人も、比較背の高い人と比べられると、君は低い、と言われざるを得ない。

例えば、1ミリメートルずつ長さの違う紐が、100本あるとしよう。
一番短い紐と一番長い紐の長さの差は、100ミリメートルである。
この100本を、長さが比較できるように、短いものから長いものへと、順に横に並べていったとき、隣り合う2つの差は無いようなものだ。ま、同じとみなすだろう。
とすると、つまり、隣り合う2本が同じ長さであるとすると、両端にある2本も同じ長さである、と結論付けてしまうことが可能ではないだろうか。

無論同じであるわけは無い。しかし、この類のパラドクスは、日常的に接していると思われる。
50メートル先の亀は、追いかける兎に抜かれることは無い、というアレである。

すごく嫌い、は、嫌い、別に何とも思わない、好き、すごく好き、の順に変化していくのではなく、突然、すごく嫌いからすごく好きになってしまうことも、まま有る。
だから、”すごく好き、の反対語は何だろうか。”の疑問なのである。

それにしても、すごく好き、の、”すごく”は日本語なんですかね。

2000/03/22

文責:い  60点

No.72

いよいよ三月も後半。月も逆欠け四五日である。
オリオンも冬の王者の風格に翳りを見せてきた。

アドビのAcrobat Readerのマークを見るにつけ、冬の大三角形を連想する。
今が冬だから、ではない。夏でも、夏の大三角形を連想することはない。
三つの星の色合いの違いの見事さ、そして、なんと言っても、シリウスの吸い込まれるような妖艶さを持つ青白(およそ妖艶と青白が結びつくものが他にあろうか)、これに参っているのである。

シリウスがシリウスである時代に生きることができた我々には、宝石はいらない。
金(Au)は好きだけど。

川口探検隊長のなき今、コピーをライトしているおじさんの”徳川埋蔵金探し”は、今後の放映計画をホームページにて、常に人々に知らしめるべきであるのではないか。みんなが楽しみにしているのであって、放映日に、たまたま用事があって、見られないなんて事になったら、それは一大事である。

ただし、内容予告はよして貰いたい。
むしろ、一週間連続でも良いから、ライブ中継を、一度計画して貰いたい。画面分割(9面としよう)手法でずっと廻しっぱなしにするためにも、テレビカメラは十台は欲しい。
もちろん、糸井さんは、他の仕事や釣りなんか、全てキャンセルしなくてはならない。

NHKの衛星の一つのチャンネルを与えましょう。
これは、アンケートなど採る必要が無いくらい、明確な国民の希望であるから、NHKとしてもやるしかないはずである。
少なくとも私は、糸井さんがNHKに申し込んで断られたという事実を知ったその日からは、受信料を払わないことにする決意がある。
さりげなく書いてしまったが、恥ずかしいことに、私は現在、受信料を払っているのである。

何か他に受信料不払いをする契機を作ってくれる手立ては無いものか。
芸能番組が滅茶苦茶すぎる。
所謂タレントのギャラも、昔は最低水準だった筈が、今やトップ水準のプライスリーダーになってしまっているらしい。

予算主義(予算を組んで、とにかく使い切るのを良しとする)は、もうよそう。
すべて、行き当たりばったりも銘々の自覚で経費節減には有効だと思う。
これでうまくいかないようじゃ、今がいかに非効率的か、ということになる。

組織は個の集合。組織の論理なんて、後付である。
無理な主張だと思うが、一度だけでいいから考えてみて下さい。

2000/03/21

文責:い  60点

No.71

ここんところ、同窓会の準備会であるとか、娘の小学校卒業とか、彼岸でもあるし、ちょっと感傷的というか、懐かしみモードに入っている。

中学2年生のときのこと。ヤマハのFG-180(たぶん)なるフォークギターを買った。”世界は二人のために”が付録の教本にあって、まず、Cを一生懸命押さえて♪愛〜。
そして、その日にオリジナルソング制作。忘れていません。

部屋の明かりを点けて外を見たら
あんまり外が明るいから、部屋の明かりを消しました
そしたら外も暗くなりました

忘れていません。なんて言ったからには、一番しか憶えていないところをみると、一番しかなかった、ということである。
三つ子の魂百まで、だ。叙事詩もここまで極めると、言葉がなくなる。それにしても、なんというか、シツコイ論理の歌詞である。
当然、今でも嫌いではない。

そして、二年の月日が流れた頃、またまた出ます。

交差点で取り巻く多くの
人の中では孤独な寂しさは救われないのさ

目の前にある一つの石もひとり動くことは無い
でも触れれば動くかもしれないのさ

これで、二番までです。これもシツコイ論理の歌詞である。しかし、完全な抒情詩になってきている。成長記録である。三つ子の魂は連綿として続く、ではあるが。

実は、高三のときに、文化祭で”唯”なる詞集を、S君A君と三人でガリ版刷りで作って売った(!)。
自分の手元に現在無い。物持ちはいい方(整理整頓がダメなのと裏腹)だと思っているのだが、無い。自分を見つめ直す良い機会だから、これを見てみたくなった訳である。

昭和でいうと、40年代前半の、”少年サンデーのカラー切抜き”あるんですけど、”唯”をお持ちのどなたか、交換してくれませんか。

あるわけないか。

2000/03/20

文責:い  70点

No.70

三月十八日。22:00。東。70度。ほぼ満月の月は完全に見える程度の薄曇り。火球目撃。
気になるので、この場を使ってメモしときます。

人工衛星の落下情報は、これでもかというほど目にしてきた。しかし、目撃経験は無い。
スペースシャトルやアポロのように、かなりのサイズの落下物が、大気圏突入するとき、どんな風に見えるんだろうか。
映像はあるはずだ。何処にあるのか知りたいものだ。

人工衛星の周回軌道時の動きは見た経験がある。
これも面白い。一番最初に見たときのこと。
点滅しながら現れた、星の輝きを持つその物体は、突然消えてしまったのである。

人工衛星は、自分から発行して光を放っているのではなく、太陽光を反射して光を放っている。
また、衛生は回転している。そして、地球を周回している。

そのために、まず、光ったり、消えたりする。つまり、破線というか点線で直線を描きながら空を進む。
人工衛星の周囲というか外面というかが、光を反射しやすい面と、そうでない面とに、覆われているからだ。
そして、太陽と人工衛星との間に地球が入り込む瞬間に、描線を止める。
月食と同じである。人工衛星が、月食時の月の位置になると地球によって太陽光が遮られ、光の反射が止まる。あれっと思うものである。

日常的に私は夜の空を見上げる。観測なんて久しくしていないが、とにかく、よく空を眺める。
時間も夕方となく、真夜中ともなく、また、明け方ともなく。
だから、単に星座だけではあんまり季節感が無い。
逆に、決まった時刻に眺める人は、例えば、朝4時に決まって家を出発する人などは、出ている星座により、季節感が相当感じられるだろう。

この、直前六行で書いていることの意味、解かりますか。

2000/03/19

文責:い  70点

No.69

日曜シリーズ”御感じあそばせ”。

倹&9

タイトル”細井平洲”。


           杉
         鷹鷹鷹鷹
        鷹鷹鷹鷹鷹
       鷹鷹鷹鷹鷹鷹
      鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹
     鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹
    鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹
   鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹   鷹鷹
  鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹  鷹鷹鷹
 鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹 鷹鷹鷹鷹
鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹
鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹
鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹鷹

タイトル”細井平洲の仕えたるお方”。


米米米
  米米米
    米米米
      米米米
      米米米
      米米米
        米米米
          米米米
            米米米
               米米米
                 米米米
                 米米米
                    米米米
                      米米米
                        米米米
                           米米米
                         米米米
                        米米米
                      米米米
                        米米米
                          米米米
                            米米米
                               米米米
                                 米米米
                               米米米
                              米米米
                              米米米
                              米米米
                              米米米
                                米米米
                                   米米米

タイトル”細井平洲の仕えたる??”。


細井平洲の長男。名は”長融”。号を”玉石”と称す。

長期融資玉石(ちょうきゆうし、たまいし)者のなれのはて

五七五のツモリデス。

2000/03/18

文責:い  90点

No.68

やぶにらみから、というか、ただ単に解からないからか。

介護保険制度。とにかく、制度の適用(施行)が始まる。
従って、”介護保険制度の施行に伴い、政府管掌健康保険の被保険者であって、40歳以上65歳未満の方”、である私は、”介護保険の被保険者(介護保険第2号被保険者)”となることになる、そうです。

なりたくない方は、お申し出で下さい、という文章は、とうとう発見できなかった。
であるから、4月分の保険料から、新しい保険料率が適用され、料率表に記載された金額を、被保険者である私と事業主(健康保険・年金保険・労働保険制度における事業主という名称は、混乱の元である。こんな点も含めて、今回の介護保険制度導入を契機に抜本的改正をやるべきであった。)の折半負担する、のだそうだ。

払いたくない方は、お申し出で下さい、という文章は、とうとう発見できなかった。ま、代わりにというか、
”国会に健康保険料等の定め方の見直し等を内容とする改正法案が提出されており、この法案が成立した場合には7月分から介護保険料率が見直され、介護保険第2号被保険者の方の保険料率を変更させていただくこととなります。”
とあった。

今回参照させて貰っているのは、社会保険事務所から毎月郵送されてくる”納入告知書”に同封されている書類である。
従って、行政の側の文書である。”この法案が成立した場合には7月分から”という一節は、官僚組織の反撃としか、読み様が無い。おまえら(これ以外の表記考えていない)、立法サイドも自分の職域だと思っているのか。
さらに、”変更させていただく”に至っては、怒ります(私が)。
この表現は、自分の所にお金が入ってくる人が使うべき表現であって、国民が、作業を委託しただけの、公務員には使用禁止だ。

私は、お察しの通り、今回の介護保険制度について、かなり批判的な人間ではある。しかし、行政サイドの公務員の行動にはもっと批判的な人間である。

今日の本稿。漢字で真っ黒。
もしかすると、かな より、多いかもしれない。

悪文の典型であります。題材が”悪”という事か、文章が”悪”か。

そりゃあ、もちろん両者です。

2000/03/17

文責:い  70点

No.67

卒業に入学、スキーに同窓会、襲名披露に開店、彼岸念仏に葬式。
この間ちょこっと仕事にと、忙しい季節である。

棒中間アリ。すごい変換である。これで、天秤を発見したのかもしれない。
忙しいときほど、あれもせねば、これもせねば、と思いが至る。かなりのスピードでアイデアが湧いてくる。そういえば、スピードは解散だ。

トノヅカさんが好きだった。そう、サックスのトノヅカさんだ。

東京電力さんの、”電気ご使用量のお知らせ”によれば、我が家は2/18ー3/16の28日間で、1,949kwhの電気を使用したらしい。
らしい、には悪意は無い。しかし、本当にそうなのかは解からないんだから、こうこ書かざるを得ない。

居酒屋に行って、一合の酒を注文する。これは、一合入っていると思っている人はいないだろう。
”てんもく”と称すと聞いているが、コップの下に皿か升があって、注がれた酒は、コップの縁を越えて、その受け皿にまで溢れる。
これは、嬉しい。この部分と中身とを足しても、例えば一合にはならなくてもである。

最近では、公衆電話を滅多に利用しなくなった。しかし、山の中の温泉場などで、携帯電話が使用できず、使うときの事。
どうせ長くなると、100円硬貨を入れて”もしもし、おれだけど”、”どちらにお掛けですか”。がっかりする。とにかく、100円分切れるまでお話しませんか、の気分。

理屈だけで生活しているのではない訳だから、いいんだけど、馴れ合いの生活を、いつもと違った視点から考えてみると、何でこの様な生活様式なのかという事柄が沢山ある。ただし、結論の出ない論考は、非常に疲れます。

忙しいときくらいしかやれないものです。でも、ときには、やぶにらみも面白いですから、イソガシついでにやってみましょう。

そして、暇なときには、ぼーっとしているのが一番です。

2000/03/16

文責:い  60点

No.66

飯山のディスプレイを使ってみた。
良い。

これまで、ソニーと三菱の17インチ、トリニトロンとダイアモンドトロン、を使ってきている。実は、22インチには興味ないけど、19インチを見に行った。
でも、やはりサイズ(全体の)が、余りにもでかい。

ま、別に不自由しているわけではないし、もう少し値ごろ感の出るまで待ってもいいな、ということで、購入王鬼ノ胃は、ジャストルッキング男に変身した。

アパーチャグリルブラウン管に見られるダンパー線の影の説明は、どの取扱説明書にも書いてある。話は解かった。だけど、そういや実物見たこと無いぞ。

飯山の取扱説明書の内容で、ダンパー線の影の話の前に、面白い記載を見つけた。
”アパーチャグリルブラウン管は、まれに輸送中の振動や衝撃等でアパーチャグリルの位置ずれによる黒い縦線が生じることがあります。”
これだけのセンテンスで、カンマが一つしか無い。
いまだに、取扱説明書が読みづらく、また、解かりづらい原因の一つは、このあたりにもあるのではないか、等と心配しつつ、本題は次の一文。

”この様なときは、モニタの側面を手で軽くたたいてみてください。”
おいおい、ほんとにやっていいのかよ。言われなくても、まずやっちゃいますけど。書かれていると、やりづらいけど。
さらに、
”それでも直らないときは次の操作を行ってください。”
という訳で、画面調整メニューでの、直し方をなが〜く書いてある。
そして最後に、
”しばらくすると元に戻ります。”

お気づきの通り、最後は、断定である。
順番が逆じゃないの。取扱説明書だったら。
せめて、”手で軽くたたいてみてください”の、”軽く”の説明を、なが〜く書いて欲しいものだ。

そうすりゃ、ウケマス。
その件、請け負います。

2000/03/15

文責:い  100点

No.65

大分前の、私からのメールによる問い合わせに対して、次の回答が送られてきました。

>  庁舎内の温度設定について回答させていただきます。
> 暖房 20℃   冷房 28℃
>
>  当庁舎の空調は、すべて1階機械室にある空調機器で
> 調節しており、そこから各階、各フロアに送風してお
> ります。ところが、その性能上、庁舎内すべてのフロア
> を上記の温度に保つことは難しいため、市民の利用頻度
> が最も高い市民課等のある2階を基準として、上記の
> (省エネルギー対策等も考慮した)温度になるよう設定
> しております。
>  したがって、(暖かい空気は上昇するので)1階は
> 寒いのに5階は暑いとか、(南側は日当りがよいので)
> 庁舎北側は寒いのに南側は暑いといったことがあります。
>
> (担当 管財課)
>
> --
>   292-8501千葉県木更津市潮見1丁目1番地
>      木更津市役所 広報公聴課 

この文章について、今日はコメントをしません。展開したら面白そうな内容のの宝庫であります。

皆さん、個々に味わってみてください。

あああ、あれも突っ込んでみたい、これも突っ込んでみたいって思っています。”突っ込み”だけでなく、”ぼけ”もできそうな私でした。

2000/03/14

文責:い  80点

No.64

間に合うかもしれない、今なら。
間に合うかもしれない、今すぐ。

二千円札。あれは一体何なのでしょう。
メリット何か思いつきますか?新札発行の一般的な効果も無い。
つまり偽札が横行しているとき、その流通を一旦断ち切る効果、は無い。
全く新しい金種のお札なのであるから。

新紙幣が発行されたとき、人々は戸惑う。
本物か偽物か、慣れ親しんでいれば、ある程度解かろうってものがあるじゃないかと思いますが。

海外でトラベラーズチェックを利用したとき、別室に連れて行かれた経験ありませんか。
私は(人相が悪いのかもしれないが)あります。自分の語学力では、早口の相手が何を言っているのか良く解からなかったが、盗んだとか、拾ったとか、偽造だとか、そんなことを喚かれた。
日本の国内で、トラベラーズチェックが利用されている現場に出くわしたことが無いが、ごく普通の店で提示されたらどうしているんだろうか。
少なくとも、私の利用経験では、ゲームセンターや町のスーパーマーケットといった店が含まれていたのだが。

下位の金額のお札や硬貨で両替ができない。
5,000円札の両替は、2,000円札だけではできない。これは、やっぱりまずいですよ。
そもそも、どうやって市井に放出していくのか。古い札を回収して、その代わりに新札を出す手法は使えない。

今回の一件は、メリットなしのデメリットあり。良いのだろうか、これで。
五万円札なら、別のメリットがありそうですけど。2000年に結びつけるモノが無いですね、これは。

とすると、去年の地域振興券を思い出しながら、”日本振興券2000”なんて名称で、国民全員に一人十枚を割り当てる、という方向でどうでしょう。

なんてね。

2000/03/13

文責:い  70点

No.63

昨日(日曜版があったので一昨日)のでだし文句。
何秒までお待ちになりますか?ウェブページが現れるまでに。

で、まずは、http://とhttps://の失敗の件。

当サイトのサーバ管理ページには https://のサイトがある。
このページ(スタートページにしてある)をIEでアクセスしていた。
今現在のアドレスバーには、
”https://www.kinoi.co.jp/nanntokakanntoka(これは仮です、念の為).html”
と入っている。
でもって、別のウインドウで開いていたページ内に記載されていたURL
”http://www.asoko.com/aadakouda.html”

”asoko.com/aadakouda.html”
だけコピーして、現在のアドレスバーにコピーした。もちろん、https://www.の後にである。そうすると、
”https://www.asoko.com/aadakouda.html””
ができあがる。

当然、アクセスできません。
当然というのは、今だから言えるのであって、あのときは、慌てました。
記載が間違っているのかと、念のためチルダを入れてみたり、色々試してみた。
戻るボタンで、再び自分の管理ページに戻して、同じ事をやってみたりもした。ダメである。
違うURLも、同じ方法でやってみた。ダメである。
これ以上繰り返すのは止めにするが、実際は、延々と繰り返したのである。
結局ダメである。

ええい、と終了して、再起動に取り掛かる。
ところが、こんなときは、こんなものだ。見事にハング。
ただ、そのときには、こう思った。
やっぱり何かあったのだ。そのせいで、フリーズしたのだ。

オメデタイ人間である。
が、一応納得いく原因らしきもの(本当の理由は解かってないのである)を掴んだ私は、手馴れたもので、電源offである。
この話はこれで終わり。

とまあ、気は長い方であるつもり。なんたって、ここまでの前振りで、二日使ったのだから。

ホームページ(トップページ)が表示されるまで、10秒くらいを待つのは平気で、20秒ともなると、おいおいって感じで、どっかいっちゃうぞ、と思う。

ところが、最近の記事を読んでいたら、”6秒を超えると、もう別のウェブのブラウズを始めたくなるのが一般的”、との記載があったのである。

あなたは一般的ですか。

2000/03/12

文責:い  70点

No.62

日曜シリーズ”御感じあそばせ”。

99999999999999999999999999999999999999999999999999
の999行

タイトル”救急爆弾”。

メールでやられました。
この爆弾は、被害はたいしたこと無いけど、精神的に良くないです。


000
>111111
>111111
>111111
>111111
>111111
>111111
>111111
>111111

タイトル”おいおい、それだけかよ”。
俺のメールの内容は、知ってるがな、って奴です。


((((((((((  ))))))))))

タイトル”昔ちょっと覗いていたあっち系のサイト”

どんどん自動生成するウインドウに、どうなっちゃうんだろと驚きました。
また、ついつい、付き合っちゃうんですね、これが。
結果、クッキーフォルダは溢れんばかりでした。
一つ一つクッキーの痕跡を消していく作業をしながら、アホだなあ、と、ぼやきました。

2000/03/11

文責:い  10点

No.61

何秒までお待ちになりますか?ウェブページが現れるまでに。

切り取って貼り付け、あるいは、コピーして貼り付け、という機能は本当に便利である。この二つと、元に戻す、やり直し、という機能がなかったら、作業能率は極端に落ちるだろう。
ところが、この機能のおかげでえらい火傷を負うことになった。なに、この機能が悪さをした訳では、もちろん無い。人間(私)が悪い。

悪いことは重なるもので、表面的には本当に些細なことで大失敗をしてしまった。 htmとhtml。 http://とhttps://。
至極初歩的な記載になるので、退屈でしょうが、流れの説明の為、少しくどくなるが、書き連ねる。

当ウェブを置いているサーバでは、htmとhtmlの混在が可能であり、同じ名前のファイルで、拡張子だけがhtmとhtmlの違いを持つファイルは(当然であるが)明確に区分される。
当ウェブの作成には、マイクロソフトのフロントページを利用している。
ファイルは自動生成で、拡張子はhtmが使用される。
従って、URLにフォルダを指定すると、通常は、そのフォルダ内のindex.htmというファイルが表示されることになる。
例えば、
http://www.kinoi.co.jp/を指定すると、
http://www.kinoi.co.jp/index.htmが表示される。

ところが、もし、inndex.html というファイルが存在すると、こちらが優先される。
ついでながら、そもそも指定したフォルダ内に、index.htm またはindex.html が存在しない場合には、URLにフォルダを指定したのでは、エラーメッセ−ジが表示されるだけである。

Aというフォルダを削除する必要があり、一旦Aフォルダ内のファイルを全て最上位のフォルダに逃がしておいた。そこで、Aフォルダを削除して、個々のファイルは、それぞれ関連するフォルダに落とし込んだ。つもりであった。

この、もとのAフォルダ内にちょっと訳ありのファイルがあって、拡張子がhtmlのidexファイルだった。
考えてみれば、もしこのindex.htmlファイルがindex.htmであれば、最上位フォルダのindex.htmファイルと喧嘩して、すんなり移動できていなかった筈であった。

でもって、自分のホームページを紹介するのに、とあるページで html の指定をしてしまった。あるバナ−を使ってハイパーリンクを貼るのに、ファイル一覧からこちらを選んでしまったのだ。
そして、このリンク付きで、バナ−をコピーアンドペーストして、いろんな所へ貼り付けてしまった。こんなときに限って、急いでもいないのに、確認もせずに作業を進行させてしまう。

これが、第一の失敗。

もう一つは、http://とhttps:// でやらかした。
この二つの失敗で、なんか変だと気が付いてから訂正終了まで、丸五日も掛かってしまった。

http://とhttps:// については、改めさせてください。気力0になってしまった。

本日の気合採点、10点です。
”今日の日刊鬼ノ胃の題材が出来た失敗”という、訳のわからん効果に乾杯分だけの点数であります。

今回も引っ張ってしまった。

2000/03/10

文責:い  90点

No.60

本日で三日もかけた江戸の食事の話。終わりますことやら。

前に書いたように、長屋住まいの炊事場は、水かめがあって釜戸があっただけ。
この釜戸は、煮炊き用であって、焼くという作業には、向かない。
元禄以降に七輪が登場すると、戸口の外で魚が焼ける。
そして、更に、画期的な出来事が起きる。(後述)
この釜戸で朝、一日分のご飯は炊いておく。

おかずは、嫁さんのいる長屋では、昼間物売りからも調達できた。
魚屋、野菜売り、煮売り屋などが、長屋の路地裏まで入り込んで売って廻る。
魚屋、野菜売りは、素材としての魚、野菜を売り歩き、煮売り屋というのは、調理したおかずを売って歩く。

長屋の住民の多くは、独身一人暮らしの男である。仕事から帰ってきて、釜戸に火を入れ調理するなんて事はやりやしない。
先の、日中の物売りではなく、店を構えた町内の”菜屋”に買いに行く。惣菜屋である。
現代もこんな光景はありそうだ。そう、少量パック品数豊富のコンビニだ。

ごぼう、だいこん、れんこん、くわい、あわび、スルメ、こんにゃく、焼き豆腐などを、醤油で煮しめたもの。いわし、まぐろ、こはだを焼いたり汁仕立てにしたりしたもの。
総じて、豆腐、油揚げ、なす、大根、いわしがよく食卓にあがったようだ。

それも、店員が色々面倒見て、取り計らってくれる。
今日は20文で適当に見繕ってくれ、とでも言えば、ここ数日の買い物もこんな調子で買っているわけだから、日替わりメニューを算段してくれる。食事のバランス管理までやってもらえている訳だ。
コンビニに限らないけど、現在、一人暮らし用惣菜パックなんてのをやったら結構受けるんじゃないだろうか。ま、幕の内弁当になってしまいそうな気もするが。

と、夕食を、自宅で摂る場合の話であった。

元禄以降に七輪が登場すると、一人暮らしの男には便利この上ない飲食店”屋台”が広まる。
そば、うどんはもちろん、すし、てんぷらの屋台が代表的なもの。仕事や風呂の帰りに、軽く握ってもらって、立ち食いして夕食を済ましてしまうのである。

すしの屋台では、人気のネタは、車えび、マグロ赤身、コハダ、あなご、シラウオ、玉子だ。玉子が一番高くて16文。その他は8文。
そば、うどんは16文。
てんぷら屋台では、あさり、さざえの串揚げ4文。
この値段は何処でも、いつでも一定だったらしい。物価の変動には質や量で調整し、売値は変更しない。

”奢りに行く”と称して、ちょいとうまいものを、連れ立って食べに行くこともあった。現在の”奢るよ”の意味とはちと異なる様子だが、気分はそんなものだろう。
こんなときは、屋台ではなく、店を構える料理屋だ。もちろん、飲み食いである。
かなり高級な料理屋もある。
役人の接待に使われるか、金持ち商人の会合用だ。
すしなら握り一つで250文。
茶漬け一杯一両二分なんて具合だ。

食い物の話題は尽きない。江戸のそばは、きっと旨いものじゃないと思う。
すしは、今のすしとは大分違うと思うけど、食ってみたい。
現代のそば、とか、すしとかいっても、自分がどれだけ洗練されたモノを食ってなさるか、と言われたら、あんまり偉そうなことは言い返せそうも無い。

”奢りに行”きたいなあ。

もうひっぱりきれませんな。

2000/03/09

文責:い  70点

No.59

しかし、朝飯どうしたんだろうか。が、今日。

昨日の昼飯問題で、自分の家の台所は使用していなかった。

長屋の玄関(戸一枚だけど)開ければ、三和土に水がめはある。奥に釜戸もある。三和土と釜戸で一畳半。調理スペースはない。
七輪の考案は元禄ごろまで待たなくてはならない。

釜戸があるから一日分を朝一度に炊いてしまう。
ま、まずい。弁当を自分で作る事が出来てしまう。昨日の考察が無駄になる。
弁当は作らないが--はははは--、炊いたばかりの白飯を漬物だけで食べてしまう。
女房がいれば、味噌汁付きなのに。
たまに奢って納豆付き。
この”奢る”という言葉も江戸の食事のキーワード。今日は触れない。

簡単に白飯と書いたけれど、1670年頃には、精白した米の流通があったことは確認してある。
この精白米こそが、江戸の風土病といわれた脚気の元凶。
店の丁稚さんなどは、病気が理由で、お払い箱になるが、江戸を去ると直ってしまうという。
江戸を一歩踏み出すと玄米食だったんです。玄米食は、人間の身体維持のための基本栄養素を満たしているということだろう。

漬物にしろ、納豆にしろ醤油が付き物。
この醤油、1750年頃までは、大半が関西系の醤油であった。
この後に、銚子や野田などの関東醤油が、本格的な製造販売に乗り出してくる。
1800年ともなると、70%を超えるシェアを持つまでに、急速に江戸の味に食い込むようになった。
この関東醤油の台頭こそが、現在我々の知るところの、江戸の味覚の基礎となるのだ。

1800年前後の人、滝沢馬琴は、京都・大阪に旅に出た折のこととして記している。
”上方の食い物は、塩気が薄くてとても食えたものではない。”
ここで言いたいのは、馬琴のグルメ度がどうの、とか、関東と関西との料理における優劣とかの問題ではない。
1800年頃には、江戸の味が、そして、その江戸の味文化が出来上がっていたということが関心事なのである。

明日は夕食問題。
結構ひっぱっております。

2000/03/08

文責:い  50点

No.58

そろそろ例の e−コマースにおけるコンビニの役割、について書こうとしたんだが、ここ半月くらいで新しい動きがありそうなので、延期する。

今回は、再度江戸にお誘いします。

昼に、職人さんが、ちょっと蕎麦屋に昼飯食いに行ってきます、なんてのは、落語に出てきたことがない。
独身の職人は、弁当をどうやって調達したんだろうか。
もっとも、元禄までは、一般に朝夕二食が普通だった。肉体重労働者は間食を摂った。これが昼飯の元祖。

そもそも、江戸(300年近くの期間を一括りにしてます)には独身の男がかなり存在したようなのだ。
独身かどうかは別にして、男2に対し女1の人口比率の時代もあったらしい。
参勤交代で付いてくる家来は皆男だけだった。これは必ずしも独身ではないだろうが。
仕事を求めて田舎から出てくるのも男。独身男。
大店を構える上方の商店の江戸支店の従業員は独身男のみ。

弁当。朝、独身男が、自分で弁当箱に飯詰めるの図は、ないでしょ。
雨で休みの一日を、既婚の兄弟子の家でぶらぶらしてる、というのは、聞いたことがある。仕事の終わった夕方に寄って、一杯やって飯代わりにして、家に帰って寝るだけ、もある。
昼飯の弁当もこの姉さんに依頼していたことにしよう。弁当は、白飯押し込んで梅干一個にたくあん二切れ。昼食代一匁二分を日当とは別に貰ってることだし、これを渡せば話は早い。兄弟子の家でも、少しは足しに成るだろう。日頃の飲み食いもあることだし。

弁当問題解決したことにして、本日終了。明日は朝飯問題から。

待てよ。農村じゃあ、絶対的に女性の方が多数ではないのか。
どうなんだろう。

2000/03/07

文責:い  80点

No.57

三月末の株価水準の維持、という数年前の橋本政権時の政策は正しかったのか、を考え直してみよう。

すべては、銀行の三月末の決算(国際基準比率)対策のためであった。一兆三千億円の公的資金投入による、三月末の東証株価維持(なるべく高い水準にする)を発表してしまった。

この政策が何を意味したか。
株式投資に参加した人は、どう受け取ったのだろうか。
ある人ははこう読んだ。
四月になれば株価は急落する。三月までは急落はない。
政府は何と言おうと、限りある金額の買い支えであるから、急落は無くとも、下がっていくトレンドは変化させることはできない。つまるところ、三月末までは売りである。

安心して売ってください。喜んで買い支えますから。という、高らかな宣言をしたことになる。

それでも、なんとか三月末株価維持の一点において、とりあえずの成果はあったと思う。

しかし、国民は正の評価をせず、参議院選挙は大敗。

約一年半ほど前には、都道府県信用保証協会の保証付き融資が、特別枠で中小企業に向けて実施された。市町村の認定があれば、ほぼ無条件で協会保証をつけましょうと発表した。
そして、各市町村と保証協会には、申請されてきた書類には、いわゆるメクラバン状態でよいから認定し、保証をつけろと根回しした。
この時の、融資資金の使途についての条件がふるっていた。既存の融資の返済に充当して良い、という条項があった。わざわざ記載してありました。

中小企業であるから、都市銀行は一部を除いて目立った動きをしなかった。少しばかり露骨にやった都市銀行が、二三紙面を賑わせたが。

地方銀行は凄まじかった。
零細企業の取引先銀行は地方銀行、信用金庫そして信用組合だろう。特に依存率から言えば、信金、信組が高い比率を持っていてよいだろう。
あのときは、信用金庫そして信用組合の本部が、その支店に取り扱い要領を説明し始めた頃には、地方銀行が市町村の認定書を押さえてしまっていた。

そして、不動産担保融資は、協会保証融資に振り替えられた。
金融機関にとって、協会保証融資は不良債権予備軍にもならない、まさにオイシイ債権である。

こちらも、政策実施に成功した、と結論付けることができたことにしよう。

しかし、政策作成段階の、金融システムの崩壊を防ぐ、という大義名分は、大義名分たりうるか。この問題はいまだ残っている。

東京都の事業税騒ぎ。賛否どちら側の論理にも、金融システムの崩壊を防ぐ、という大義名分は、大義名分たりうるという前提に立脚しているように見えてならない。この前提を取り払っても論理は成立するのか。

ねえ、本当にそうなの?ホウカイしたらどうなるの?

2000/03/06

文責:い  80点

No.56

昨日は一回様子見を決め込んでいたら、日曜シリーズ”御感じあそばせ”続けてないじゃないか、なんて嬉しいメール来ちゃいました。
当方お調子者につき、またやってしまいますので、宜しくお願いします。

新年会やらなくなればひな祭り
雛人形飾ってなければ鯉太郎

二人とも早めに嫁に行って貰わないといけませんから、お雛様の片付けは全て終了しました。なにせ田舎。八畳一間全滅ですから。
五月人形の対象者がいないからいいようなものの、あれだけの品物、どうやってしまってあるのやらを、16回目の今回初めて知りました。

今年は桜餅がブレイクですか。
来る人来る人”さくらもち”持参でした。葉っぱの塩味で決まる桜餅。いい勉強になりました。
普通、巻いてある桜の葉は、食いますよね、樫餅の葉っぱのように硬いのは別にして。うちは、全員食う。ところが、持参された方々は食わない。

桜餅全体を食ったときの旨さ度合いを100とする。
桜餅の、葉以外の部分だけ口にいれてみますと、これはこれでおいしい。この度合いは70くらいか。
刺身のつま、というか、添え物として提供される大葉は、旨いと思って人の残したやつでも単独で食いますが、桜餅の葉はいけません。
これ単独で食って旨いなんて言えない。度合いマイナスつけたいくらい。
少なくともお菓子として評価すれば。酒飲みのツマミとしては考えられなくも無い。

まあ、こんなことは茶飯事あるわけで、つまり、食べ物は素材の旨さの積み重ねではない、ということについてです。
旨いものと旨いものとをくつけると、概ねうまいものができる。
不味いものと不味いものとをくつけると、うまいものができる場合がある。
後者のような素材の出会いを見つけた料理を提供されると、嬉しくなりますよね。そんな店とその主が好きになっちゃう、ってこと。

でも、やっと見つけた(偶然かもしれないが)、出会いの取り合わせを、どこか他の店に持っていかれてしまう事例も多いと思う。
不思議な取り合わせを見つける人は、常に探求しているんだろうから、その志で料理をするという点で、同じ素材でも完成品としての料理は一味違うだろう。また、別の出会いの取り合わせを発見していくだろうけど。

知的所有権の扱いが最近なんか変だぞ、って気がしませんか。

とまれ、めでたい ひな祭りは、これにて一件落着にございます。

2000/03/05

文責:い  60点

No.55

非通知設定してある相手からの電話は、応答しないことにしている。
携帯電話にかかってきた場合だけだが。

自宅の電話はでる。
自宅の電話に来る用件は、私以外の家族の者にかかってくる、大事な用件である可能性があるからだ。
携帯電話は、自分に特定した用件のみ情報送付してくるはずだから、私の責任において、応答しないという選択を取る。

今のところ、見ず知らずの人間から、携帯電話に、何かの勧誘の電話が入ったことは無い。
先方のコストの理由からだと推測する。
とすれば、通話料金が、一般の電話並になった折には、一日に何度も悩まされる、あの迷惑電話が、携帯電話の世界にも入り込んでくることになる。

そもそも、非通知設定という設定を、何故存在させているのだろうか。
実は、先だって、自分の携帯(デンソー製)が調子悪くて、ひと月ばかりメーカー検査に出した。
この時、貸し出された機種は i モ−ド対応だった。ただし、 i モ−ド契約しないで使用することにした。 i モ−ドはオチに関係ありません。単なる世間話です。
最初にかけた相手に言われた。

”おまえ、非通知設定してある相手からの電話は出ないのが当然だ、なんていばってたけど---別に威張っちゃいませんが--、自分のを非通知設定してあるんじゃん、オレ、出ちゃったけど切ろうか。”

20年をはるかに超えた期間、自動車に乗りつづけてきたが、パンクという事故に一度も遭遇していない。
車の前照灯のバルブ切れが一回あった。この時の話。

センターラインのない住宅街の道路で、前から一台の車が来る。
夜である。
右サイドのライトが点いていない。
私の進む前方にバイクが停めてある。通りすがりのために、バイクの手前で待っていることにする。

で、ゆっくりとやり過ごそうとすると、ちょうど真横にきたとき、相手の車の運転席の窓が開いた。
何だろうと思いながら、ま、ライトが点いていないことを教えてやろうと考え、こちらも運転席の窓を開いた。

”右側のライト切れてますよ”

相手の放った言葉であった。

2000/03/04

文責:い  90点

No.54

中原どうするんだろう。

中原いなくなっちゃたら、将棋界の崩壊に繋がってしまいませんか。さりとて、このままB1で相撲トリマスカラ、って何もしないってわけにも行くまい。

林葉問題は、過去の行為という事実そのものよりも、発覚後の対応に問題があったとの意見が多く、中原にとって汚点ではあっても、特に将棋村の中で進退を問われるような事件ではなかった。と、思っていた。
実際、各種将棋関係のウェブのラウンジでの書き込みも、概ね好意的なものが多かったと記憶する。
ところが、今回、引退しないとの報道のあと、林葉問題に絡めた批判の書き込みが非常に多い。

永世名人資格者でA級陥落で引退しなかった人はいない、といわれるが、それでは誰が引退したというのか。

升田は、贈られるところであった”名誉名人”を納得せず、実力制四代名人を使った。
大山は失冠したとき九段を名乗らずに十五世名人を使った。本当は使うべきじゃなかった。ほんとに悪い奴は、この男です。
今は、中原が十六世名人を、谷川が十七世名人を、それぞれ名乗る権利を持つ、という表現をしている。

中原は、この権利放棄しちゃえば良いんじゃないか。

民間の人間で、勲章貰って喜んでいる人たちが、真に滑稽であるように、かつて京大の森先生(昭和元号使わないにしよう運動の急先鋒)が、それを内容とする自分の著書の発行日に昭和元号使ってた時のように、つじつま合わないからオカシイのである。

順位戦という仕組みのウチワの頂点である”名人”を棚上げしてしまえば、世間も”アッ”と驚いているうちに、中原の鬼のようなしたたかさに気付き、また、この人の存在の必要性を唱える詭弁も沸いてくるだろう。
中原復活はない、と観ていますけどね、私は。

十六世名人の称号をお返しするとして、これをどこへ話をつけに持っていくかが問題だ。
毎日新聞なのか、朝日新聞なのか。
この点も、滅茶苦茶にしてしまったのは、大山十五世だ。なんてこたない、やっぱり大山が悪いんだ。とにかく、ここ40年くらいの間の、将棋界の良くないことは全部この人が悪い。これで決まりにしましょう。

でも、谷川はどうなるんだろう。十六世名人なのか、十七世名人なのか。

小渕どうするんだろう。解散の件です。

まあ、どっちも民意を問うてみたら如何。

2000/03/03

文責:い  70点

No.53

スキーに行きたい(すきにいきたい)。

今シーズンは、いまだにスキーに行っていない。
例年3月上旬に日帰りで、25日から4月5日の間で、泊りがけで群馬水上は宝台樹に通った。泊まりは”ペンション ウィスタリア”。に、たったこの7〜8年くらいのことです。

水上宝台樹スキー場はご存知の方も多数いらっしゃると思います。
”ペンション ウィスタリア”は藤原湖からスキー場に向かって走ってくると、メインの駐車場から500mくらい手前の左側にある。
こんなことを書くのには、訳がある。朝はこの宿の兄ちゃんにスキー場まで乗せてってもらう。夕方は山道や田んぼの中を、宿まで滑って降りてきちゃうのだ。これが楽しい。

ゲレンデでは、もっぱら第6と第8リフトのスキーヤーだが、この長い平坦なコースが好きだ。
それも朝一番のリフトで上がっていって、機械で均し終わった後で少し新雪が積もった状態の雪を踏んで、まだ誰も滑った跡のない雪面を、自分の板が右ターンと左ターンのバラバラな〜〜マークを描いていく、この最初の一すべりが、うーん何ともいえない。(これだけ長いセンテンスを使うのは久しぶり)

ここまで書けば、私のアーム(浜ちゃん言うところの”腕”)の非凡さに気付いてくれたでありましょう。

7〜8年前のこと。全く初心者の私。

派手なパンツを穿かされた私は、”とうちゃん目立つよ”などという気分を良くさせられる言葉に舞い上がっていた。
つい先日、例の酒を飲まず、従って敵にしたくない女の人が言ってました。
何処でひっくりかえってても、あのパンツなら、目立って誰かが助けてくれるよ、ってなもんで穿かしといたのよ。 む、むごい。

それでもそのときは、”パラレルじゃ”などと叫びながら、疾風になりきっていた。そのくせ左右の板のエッジの左右それぞれが合わない。外外エッジなんて技を既に習得していたと思われる。 す、すごい。

そんなふうに板に運ばれるがままにただひたすら吾不転倒。そして、私の上手さに人々は私の進むべき道を開けてくれる。こんな気持ちの良いことを、何で今までやらなかったのだ。
何故、神は、この才能ある青年に対し、早くにこの道をお導きくださらなかったのか。私に、これ以外のもっとすばらしき道を用意しようとしていたのか、と嘆いたものだ。

大きな勘違い。

好きに生きたい(すきにいきたい)。

2000/03/02

文責:い  80点

No.52

どうも踏ん切りが付かない。

大分前の雑誌に書いてあったんです。オーディオ評論家(本人がそう記していたはず)江川三郎さんだったと思う。

CDに傷を付ける話。驚くほど良い音になるんです。
レーベルあるほうの面にカッターで傷つけます。真中から放射状に4本思いっきり切りつける。思いっきりとはいえ、満月状のCDを半月に切り離してしまってはダメです、念のため。
これで作業はおしまい。

これは江川三郎さんではなかったと思うが、もう一つありました。

CDの外周と内周というのでしょうか、切り口かなあ。
CDを高さのない円筒とみなしたとき、底面がピカピカの面、上面が印刷してある面、残りの高さを表す部位、そうこの高さのところです。
手で鷲つかみするときに触れる部分と、ケースに固定するときつめに押さえられる部分の2ヶ所を緑のペンキで塗ってしまうんです。
これも、これだけで作業はおしまい。

最近はプレーヤーの性能上がったせいか、自分が不精になったせいか新しいCD買ってきてもやらなくなった。まして借りてきた奴をやってしまっていいかどうか悩むまでもない。

そうそう、もう一つありました。

CDを冷凍庫にぶち込んでしまう。
これも、これだけで作業はおしまい。ただし、肉なんかと同様、解凍にノウハウがあるらしい。
一日、冷凍庫に入れたら二日冷蔵庫に入れて解凍する。とか、電子レンジの生解凍を使うとか。(電子レンジの方はよした方が良い)

以上3つの方法は、間違いなく効果があった。
ということは、この今使っているコンピュータ用のCDだって、きっと何か素敵な効果があるだろう。って、普通、考えが至ってしまいますよね。

思考回路の論理的な矛盾はないはずなんだけど、冒頭述べた”どうも踏ん切りが付かない”状態にあるという訳であります。

本当に試してみたら、
ウィンドウズ98のインストールのやり直しに要する時間が、5分になってしまう。
とか、
マイクロソフトにおいて、いまだ極秘開発中のコードネーム”Macintosh"がインストールされてしまう、とか。
ありうる話である。

どなたかに、一番乗りの権利を差し上げますので、お試しください。
お礼は、いりません。
結果報告を当”日刊鬼ノ胃”にて書いていただくだけです。

2000/03/01

文責:い  90点

No.51

1/24 の科学技術庁ウェブ書き換えからの一連の政府サイト攻撃事件。結局何だったんだろう。そもそも犯罪事件として成立させたのか。

見方が一方的との指摘が出ることを承知で話す。もちろん多くの人間が随所で語ってはいるが、

とにかくタイミングが良すぎた。所謂不正アクセス禁止法の施行直前になぜ起こったのか。

もしかすると、この種の出来事は一定の割合で常に起こっているのに、報道機関が報道していないだけであるのかもしれない。従って我々は知りえない。
たまたま、所謂不正アクセス禁止法の施行直前という旬を捕まえて報道しただけという考え方。
もちろんこれは、各報道機関がそれぞれの判断で報道したのではなく、政府(限定しない方が良いか)の要請を受けてだ。

逆にいえば、こうだ。
我々には知らされる権利は主張するまでもなく持っている。
知る権利は、存在が確認されているモノに対してしか主張できない訳であって、つまるところ、新しいことは何も知ることが出来ない。

今般施行された不正アクセス禁止法の意図するところは、国家により個々人を監視しようという国家公安対策以外の何者でもないのだ。
この法律によって、本当は何をしようとしているのかが、私にはまだ掴めていないので情けないのだが、そのうちに牙を剥くはずだ。多分、ほんのつまらない事件から仕掛けてくるだろう。

重箱の隅をつつくような、ちょっと喉に魚の小骨が刺さったような、あるいは、アスファルトの道路を歩いているとき小石を踏みつけてバランスを崩したような、ほんの些細な日常の”アレッ”をみんなに話しておこう。
大きな事件からこぼれ出た数少ない証拠品である可能性が高い。

知られてしまう権利は与えられてしまった。
ッテ感じ。