一人で行った。
自分で注文したのは、二杯目の時の、グレンフィディックである。
ロックである。チェイサ−はたっぷりと。
最近は、ショットバー形式(店の人たちが、この呼称を、好きか嫌いかを、私は知らない)の店は、行く機会がなかった。
私の勝手である。
酒を、この場合の酒は日本酒以外の酒である、飲みに行く店には、ホステスとしての女の人がいて欲しくない。
女性は、客自身が連れて行くべきものなのである。
そして、自分専用の氷をペールに入れて自分の傍に置いて欲しくないのである。
完成された飲み物としてのグラスが、差し出されて欲しいのである。
薄め、濃いめの注文なんぞは受け付けないのである。それぞれの酒は、それぞれの作り手(ギャルソン)の思い入れで制作して貰い、客は、それを好む、好まないを発言すればよい。
ロックが一番。
氷が全てである。時の経過とともに溶け出した”水”が、深遠なる世界を刻々と発現させる。
これである。
氷が、ひまわりの画像なのである。
※氷が地球型という意味である。
このお店についてのコメントは、この文章を、この画面の色使い・レイアウトで書こうと思った気分から察して頂こうではないか。
BGMについては、私の趣味とちと違う。これだけは書いておく。
非難ではない。気分は良いのである。
複数の人間で行くとどんな雰囲気になるのか楽しみである。
楽しみはまだある。
飲んだくれてから店に入ったときに、どんな反応をしてくれるかである。
もう一つのくだらない楽しみは、一杯のグラスで何時間居ることが出来るかである。しみったれた事柄ではない。雰囲気の問題である。 |